おうちパン研究家 岩田 緑 の ブログ
 
自宅でパン教室してます http://green2005.run.buttobi.net/
 


2009年11月を表示

天然酵母のくるみパン(液種)

おうち用とあわせて2倍量でこねた「天然酵母のくるみパン」教室。
最近は生地種ばかりだったから、液種のパンが食べたくて。
くるみパンっていうのも魅力的だしね。

見本デモを兼ねつつ、3分割のアレンジも紹介しながらの教室でした。
分割なしの生徒さんのパンと同時に焼成。



多少不恰好に焼きあがってしまったけど。
まだ温かい焼き立てを味見したら、ふんわり優しい味にうっとりです。
生地種のときのような複雑な風味とは違う、素直な味わい。
くるみ入りの食事パンだなって再確認できました。



一緒に婦人会の役員をしているご近所さんが尋ねて来られたので、
「そうそう!」と、まだほんのり温かいところを1つプレゼント。
味噌作りの名人に、一度、私のパンを味見してほしかったのです。
大きすぎず、小さすぎず、差し上げやすいのも良いですね。

この週末は婦人会の総会、最後の行事です。
みんなで盛り上げて、楽しい会にしたいと思っています。
もうひと頑張り!



2009年11月27日(金)12:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

今週のパン教室

今週も楽しい時間でした。

火曜日は「フガス」。
ベーコンとオリーブを混ぜ込んだ生地を楽しく薄く焼いた南仏のパン。
写真左は、オリーブの代わりによく炒めた玉ねぎが入ってます。
好みの具を好きなだけ。
自由な形で楽しく作ってくださいね。



水曜日は「ブルーベリーベーグル」。
他のベーグル受講済みの方に限定した、ステップアップのメニューです。



薄い紫色の生地が印象的。
甘すぎない大人味です。
クリームチーズとはちみつがよく合います。




木曜日は「ベーコンエピ」。
見た目よりも簡単に作れるから初心者の人にもオススメしているメニューです。
ハサミで切って、穂の形にします。
タイミングを変えて、切り易さを探っていただきました。



金曜日は「天然酵母のくるみパン」。
生地種ばかり焼いているから、久しぶりに液種のパンです。
お1人さまキャンセルになったので、おうち用も作りました。
1次発酵は教室開始にピークがくるよう調整して。
(発酵前:中左、発酵後:中右と下右)。
発酵の見極めは生地が水平近くまで膨らんでいること(下右)。
気泡が見えたらピークです(中右)。

20℃以上キープできると12時間くらい。
25℃以上保てたら8時間くらい。
30℃あれば最短6時間。
±1~2時間の幅で参考にしてください。
20℃以下なら、ゆたぽん+発泡箱などの保温が必要です。

優しくてほんのり甘くて。
くるみの香ばしさがとっても美味しい。
液種のパンは、みんなに喜ばれる素敵な美味しさのパンです。



フガスもエピもクリスマスっぽく、可愛く仕上げるアイデア、思い付きました。
12月に入ったらやってみますね。
お楽しみに♪



2009年11月27日(金)12:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | パン教室リヒト | 管理

フランスパンのカンパーニュ & ベーグル

庭の紅葉が真っ赤です。
天地人、最終回でしたねー。
途中からはイ・サンの方が楽しみになってしまったけど。
(イチョンさま、おもしろすぎる・・・。ククク)



家族が出かけたあとの静かな台所で、独り生地をこねる時間。満喫。
9月から仲間入りした 「フランスパンのカンパーニュ」 試作のため2倍量で。
分割なしの特大1個か。
分割したほどよいサイズ2個か。



作業自体に大差はなかったです。
特大は迫力あって、大きなサンドイッチも楽しめますが、
教室のメニューとして考えると、いくつかのデメリットが見えてきました。



・成形デモができない。
・高さが出ると天板2枚の場合、オーブン庫内の上面に接してしまう。
・焼成時間が長め。
これらは各ご家庭で作る場合には問題にならないことですが、
2名同時進行で行う私の教室ではデメリットとなります。

しかし、2分割することでクリアできます。



分割してもそこそこのボリューム感。
今後の教室でも確認し、2010年からはこっちを標準にしたいと思います。



フランスパン生地に続いて生地種の自家製酵母ベーグルも2倍量でこねました。
このパン、好きなんです。
生地種だったら何パン作る?と思うと、ベーグルが一番に出てきちゃいます。



2009年11月25日(水)21:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

塗り塗り終了

連休、特別おでかけもせず。
初日はぐーすか、9時半まで朝寝坊。わぉ。
天気が回復した2日目は、雄山神社まで娘と自転車で。
パパはブランコの仕上げを頑張りました。
3日目、さらに天気よくて暖かいので、残った壁の珪藻土塗りをしました。

ぱんぱかぱーん。
珪藻土塗り、終わったよん。
今年中にでけたっ。
天気のおかげだ。

2006年3月23日~2009年11月23日、3年8ヶ月かかったよー。
塗り始めたのは、教室をはじめる直前、31歳のとき。
歳月の流れを感じるじゃー。
いろんなこと悩んで、いろんなこと考えて。
最近少し周りが見えるようになって、前より楽になったかな。
なーんて思ってますが。



雄山神社のお祭で、お菓子とお抹茶いただきました。
少年自然の家のコーナーでは、フォーク作り体験ができました。
寒いけど、裸足生活ってどうよ、とがんばってたら、「しもやけ」になっちった。
テヘ。



2009年11月23日(月)17:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | てづくり日記 | 管理

フランスパン

オーブン故障以来、おうちパンは多めに捏ねて作り貯めするようにしてます。
うっかり2~3日手入れをしなかった冷蔵庫の生地種。
表面が「灰色」に変色していてびっくり。
「水分」も出ていたけど、「匂い」はそれほど変化なし。
「発酵力」が疑問だったので、ドライイーストを少し加えて生地作りしました。



ゆたぽん保温で、【1次発酵:2時間→パンチ→1時間】。
半分は大きな「カンパーニュ」、半分は3分割して「ミニバケット」。



クープは開かなかったけど、きれいな焼き色がでました。
澄んだ艶のあるクラストがきれい。
焼成率は平均して20.1%、そこそこ軽く焼きあがったのも嬉しかった。



フランスパンのカンパーニュ

同じ生地とは思えない雰囲気です。
生地種とイーストの混合で釜伸びが予想できず、中心を通る1本クープは避けました。
周囲に4本、気持ちよく入った1本目がすごく釜伸びしちゃいましたが、
この写真では分からないよね。



バケットは冷凍保存。
大きなカンパーニュからいただきました。
レタス、ゴーダチーズ、人参サラダ、青大豆のペースト、トマトソース、ハム。
好きなものを好きなようにサンドして。

イーストだけで作ったら、クラムはもっとふわふわもちもち。
このカンパーニュはもう少ししっかりしていました。
経験から灰色の生地はあんまり良くないなぁと心配だったけど、
作業中も出来上がりも特に違和感なく、おいしいパンができました。
ただ、イーストを入れずに作っていたらどうなってたかな・・・?
2倍量で作るから、その冒険できませんでした。


残った生地種は、また種継ぎしました。
灰色がショッキングだったので、水の代わりに液種を使いリフレッシュさせてみたつもり。
生地種のブリオッシュに続いて、シュトーレンを作る予定です。



2009年11月21日(土)23:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

今週のパン教室

もう週末。11月、早いなぁ。
3連休が終わったら、クリスマスまで1ヶ月ですよ。

娘の歯の生え変わり。
夏にアップした写真は静かに反響大きかったですが、第2段階がやってきました。
上顎右1、下顎右2、2本ぐらぐらです。
今回は「真下」から生えて来る永久歯に押されている模様。
前歯のすきっ歯は、この時期だけのかわいさ。
抜けたら、にーっと笑ったオモシロ写真、撮りたいと思っています。


さて、今週のパン教室をレポートします。
月曜日は「ベーグル」教室。
つやつや、ぷっくりのベーグルが出来上がりました。
粉、塩、水、イーストの基本材料に砂糖を少し加えただけのリーン配合。
だからこそ、粉の特徴がよく表れます。
おいしい材料でおいしいパン、作ってくださいね。



木曜日は「シュトーレン」教室。
大きくて迫力満点のシュトーレン、2分割したほどよいサイズのシュトーレン。
どちらもしっかり焼き込みいい色です。
フルーツの仕込みからラッピングまで、食べてもらう人のことを思いながら作る。
心がほっと温まる楽しみです。



金曜日は「ピザ」教室。
簡単そうだけど、意外な発見があるピザ教室。
興味のある方は、ぜひぜひ一度受講していただきたいです。
おうちピザがぐ~んと美味しくなりますよ。
今回もとっても美味しそうに焼きあがりました。



2009年11月20日(金)15:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | パン教室リヒト | 管理

パン教室へ

1~2年前から知っていたけど、
気持ちやタイミングが揃って、ようやく参加することができました。
友達を誘って3人で行ってきました。



こちらの教室の詳細な情報は控えますね。



憧れの業務用オーブンで焼きあがったパンです。
この2個は私が成形とクープをやりました。
奥のパンはクープ1本開きませんでした。
私のパンは釜の入り口に近く、最も端っこだったので、
オーブン内であまりいい場所ではなかったかなと思わないでもないですが・・・。
他のみなさんのパンを見ても、
火力充分の業務用ガスオーブンでもクープが開かないということは、
成形とクープ入れに問題があるということですね。
とてもいい機会になりました。



2009年11月19日(木)16:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | おでかけ日記 | 管理

振替休日

生活発表会の振替休日で学校お休み。
パン教室もお休み。
前日に外出を済ませておいたので、おうちで過ごしています。

七五三の写真を受け取りに。
朝顔の空いた鉢に植える球根を買いに。
ラッピンググッズを買いに友達がいるお店に。
必要な買い物が終わったころには、外はもう真っ暗。
なんとなく娘と夜の雰囲気を楽しみたくて、雑貨屋や本屋に寄り道して帰りました。


そして、予報どおり雨の朝。

生地種のベーグルをゆたぽんでのんびり発酵中。
昼食の後片付けついでに、冬は使わない製氷機を停止してお掃除。
ふと思った疑問をメーカーに問い合わせてみました。
氷がなくなった製氷庫は冷凍庫として使えるそうです。
ただし、-18℃と通常の冷凍庫より少し温度が高いのでアイスクリームはNG。
貯水タンクを外した冷蔵庫内の空きスペースは、
冬に需要が多いバター450gがピッタリ収まって嬉しい。
12月の予約メールを確認したり、調整の準備をしたりもしています。
メールに書き添えてくださる一言、嬉しく読んでいます。
励みになります。
ありがとうございます。


娘はお昼寝中。
ご褒美に、夕飯は「ピザ」の予定。
お昼寝をすると、パパの帰宅にあわせて遅めの夕飯が楽しめるのです。


明日も教室お休みです。
とあるパン教室に参加してきます。
どんなメニューが待ってるかな。
とっても、とっても楽しみです。



2009年11月17日(火)15:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | つれづれ日記 | 管理

シュトーレン完売

シュトーレン屋さんをしてきました。
公民館を中心とした関係団体協力のもと、
集まる人たち、子供たち、みんなで盛り上げる、温かい雰囲気の地域行事です。



5日前に作って冷蔵庫で寝かしておいたシュトーレン40個。


お手頃価格なミニサイズです。
ディスプレイを兼ねて、味見用の一切れ販売もしました。
お隣喫茶コーナーのコーヒーと一緒に気軽に味わってもらえました。



生活発表会とふれあい祭、地域の人と触れ合える週末、楽しかったです。同じ時間を共有し、目を見て、顔を見て感じることは、人が人らしく生きるのにとても大切だと思います。

手作り文鎮コーナーでは、白、ピンク、黄緑に塗られた石と油性ペンが用意されて、子供達が思い思いの絵を描いていました。担当係さんに薦められ、私も1つ。何を書こうかと思ったけど、やっぱりパンから離れられず、教室名を書きました。ドイツ語で「光」という意味です。



『フランスパンのカンパーニュ・バナナサンド』

バターでソテーした甘く柔らかいバナナ。
クリームチーズ。
はちみつ&シナモンも一緒に。

バナナの余熱でとろ~り。
週末の朝は、いつものパンも甘いサンドイッチにして。
さぁ、召し上がれ♪



2009年11月15日(日)17:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | おでかけ日記 | 管理

シュトーレン屋さん

雨が降る暗い日には、冬なんだなぁと思います。

土曜日だけど学習発表会のため、子供は普段どおり登校。
長靴履いて、傘差して行きました。
私も同じく歩いて学校へ。
そう遠くないけど、雨のなかを歩くのは結構な運動でした。



地域の交流会にパンの販売で参加することになりました。
オーブン修理中に公民館を利用させてもらった折、お話をいただき、
出店という形で協力させていただくことになったのです。

パンは焼き立てに限るけど・・・、前日徹夜は無理。
作り置きできるし、冬っぽい雰囲気もかわいいから、「シュトーレン」に決定。

風呂上り、寝る前のひと遊びに、娘からお絵描きの誘いがあったので、
持物確認がてら販売のイメージを描いてみました。



シュトーレンは2種類。
娘に「フルーツ」と「チョコ」の文字シールを20枚ずつ書いてもらいました。
一緒にお店屋さんしようね、と約束しているけど。
お友達と一緒にいろんなブースに遊びに行きたいだろうし、
どれだけお手伝いしてくれるかな~。



2009年11月14日(土)17:55 | トラックバック(0) | コメント(2) | おうちパン研究 | 管理

フランスパン

2倍量で捏ねて、フランスパンを焼きました。
粉はウーヴリエにふすまを少し混ぜて。
ミニバケット3本、カンパーニュ1個、週末の朝食用に作り置きです。



あえて予熱を250℃に下げてみる挑戦をしました。
クープ不発箇所も少なからず。
このバラツキは温度のせいではないのでは・・・と次回に期待したいです。



カンパーニュも250℃で予熱焼成。
クープに勢いはないものの、そこそこ見れる焼きあがりです。

疑問、期待、1つずつ確認しながら、焼いていこうと思います。



2009年11月13日(金)16:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

ブリオッシュ(生地種)

3週間前、オーブン故障のときに作ったブリオッシュ。
トースターで焼き上げた、しっとりと風味よかったあの味が忘れられず。
「次こそオーブンで」と、生地種でブリオッシュを捏ねました。
発酵は少し保温したり、室温だったりで、トータル12時間。
すっかり冷えた夜の台所から、発酵バターの甘くリッチな香りが漂いました。



BRIOCHE



発酵は鈍かったけど、釜伸び良好。
残った卵はうっかりカツレツの衣に使ってしまったので、照り出しは牛乳。
色艶は悪いけど、趣があってたまらなくいい香り。
生地種の発酵風味がリッチ素材と絡み合い、複雑な旨味が筆舌しがたい美味しさ。



特にベーグルとブリオッシュ、生地種で作ると「格」「別」です。
クリスマスやお正月に、
家族用と手土産用のシュトーレンは生地種で作ろうかなと思っています。



2009年11月13日(金)12:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

今週のパン教室

お日様の陽射しがないうちから、起きて、仕度をするのは、気合です。
暖かい布団から子供を誘い出すのに、何回名前を呼ぶことか。
早寝、早起き、朝ごはん。
大切です。

冬至は1ヶ月以上も先。
まだまだ暗い朝は続きます。


さて、今週のパン教室をレポートします。

月曜日は「さつまいも食パン」教室。
今が旬のさつまいもをたっぷり生地に練りこみます。
よく洗って皮ごと使えば、香りよく、ビタミンCのほかに食物繊維も摂れますね。
さつまいもを入れずに、プレーンな食パンレシピとしても活用できますよ。



水曜日は「アップルバンズ」教室でした。
お久しぶりの生徒さん、教室2回目の生徒さん、またご予約くださりお会いできて嬉しかったです。
メープルシロップをたっぷり生地に練り込んだ甘い香りの優しいおやつパン。
お2人ともカナダ在住の経歴ありとはすごい偶然でしたね。
ぜひおうちでも作ってみてください。



木曜日は「シュトーレンとブラックチョコベーグル」1名さま2メニューの教室でした。
まずは、シュトーレンを捏ねて、1次発酵の間にベーグルを捏ねて成形まで。
ベーグル発酵中にシュトーレンの成形。
シュトーレン2次発酵中に、ベーグルのケトリング、焼成。
続けて、シュトーレン焼成。
お1人さまご予約の場合には、ご要望があればこのような教室もお受けしたいと思っています。
作業が集中しますので、ある程度、パン作りに慣れている方。
また、2種類の組み合わせは無理のないようにアドバイスさせていただきます。



金曜日は「ベーグル」教室でした。
お子さんの体調不良のためキャンセルがありました。体調を崩しやすい季節ですから、都合が悪いときには無理せず早めに電話連絡くださり、安心してケアしてあげてくださいね。

新規でお越しの生徒さん、丁寧にじっくりパン作り楽しんでいただけたかなと思います。パン作りにはいろんな楽しみが待っています。まずは生地の扱いがしやすいベーグルから、おうちでも作ってみてくださいね。



2009年11月13日(金)12:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | パン教室リヒト | 管理

カンパーニュ(生地種)

生地種をはじめて、ひと月。
量が減ってくると、粉と水を足して種継ぎをしています。
粉はERにふすまを5%混ぜてます。
ふすまには酵母菌がたくさんいそうだし、
ERの米こうじもよい働きをしてくれそう・・・な気がして。

生地種は1日1回ゴムベラでガス抜きするように軽くペタペタしてます。
パンを作る日なら、使う分を取り出したついでに。
パンを作らない日は、気づいたときに。

4~5日目くらいになると、生地種の周りに薄い紫色の水(汁)が少し出ています。
匂いはないから気にせず混ぜて使っていますが、
そのころからのパン生地は、弾力よりも粘り気を強く感じます。
日が経った生地種は、グルテンの性質が変化しているのかな。
ダレやすくて不安になりますが、伸展性がよいからか釜伸び良好です。



水が少し出てきたくらいの生地種でこねたカンパーニュ。
縦にぐんと釜伸びしてくれましたが、クープのなかに小さなコブが1個。むむ。
でも、クラムに不自然な穴はなくてほっとしました。
これも伸展性のおかげかな。
ドライイーストで作ったパンだったら、生地が釜伸びに耐えられず、変な穴ができたと思います。



「焼成」について再び模索をはじめました。天板予熱と蒸気注入、それから温度。ガスと電気の差はどうなのか。熱風機能についてなどなど。

家庭用オーブンでどこまで美しいパンが焼けるか。これは、永遠の課題か、それとも、結論は出るのか。パン教室をしながら、おうちパンを作り、生徒さんとの情報交換を通じて模索を続け、いつか答えを見出したいと思っています。



カンパーニュの次は。
種継ぎ直前の生地種で、リッチ配合のブリオッシュを捏ねました。
やはり粘り気が強くて捏ね難かったです。
どんな風に焼きあがるかな。
楽しみです。



2009年11月12日(木)11:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

ベーグル(生地種) と シュトーレン

夕飯にさらっと軽い「カブのポタージュ」を作りました。
気分でジャガイモも入れて作るときもあります。
とろみが出て、満足感がぐっと増します。


待ちに待ったおうちパン、生地種のベーグルです。
生地種で作ると、2次発酵とケトリングでボリュームが出ず、オーブンでよく膨らみます。
ケトリングを長めにしたら、クラストが厚くなり釜伸びがいまひとつ。



ぷっくりとは焼きあがりませんでした。



ごちそう、サーモンサンド



うちの裏の田んぼの真ん中に、バイパスが開通しました。
総工費34億円とか、小耳に挟みました。
開通式に我等が地元獅子舞が出演することになり、パパも笛方で参加。
ちょうど小学校が休みだったので、娘もパパと一緒にハッピを着てお祭気分。



私はパン作り真っ最中だったので、捏ね終ってから自転車で駆けつけました。


教室休みの日の方が、忙しかったりしています。
室温発酵でおよそ7時間。
バザー用のシュトーレン、40個焼きました。

先日は、新ブリオッシュ生地でシュトーレンを作ってみたのだけど、
軽くてコクが少なくリッチ感が半減してました。
パパは「コレはコレで好きだよ」と言ってくれたけど、私は納得できず。
ブリオッシュとは別物だってこと。
自分のなかでようやく認識できました。


果たして「40個」、売れるかな。



2009年11月10日(火)21:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

みんなでパン作り

ネーミングも素敵なパン作りを楽しむ会に行ってきました。
7月に続いて2回目、射水市の生徒さんのお宅へ。

ピタパン、かもめ食堂のシナモンロール(2味)、ごぼうパン。
フランスパンのカンパーニュ、デニッシュ。
使った小麦粉は計1.5kg、5種類のパンが次々に焼き上がりました。



ピタパンは小さめでかわいく、
シナモンロールは成形が楽しく、
ごぼうパンはみんなで作業を分担して。
「フランスパンのカンパーニュ」はクープが気持ちよく開いて大興奮。
とっても感激でした。
コンベクション(熱風式)ではない普通のオーブンでも、
工夫次第で立派なクープが開くこと、少し見えてきましたよ。



最後に焼きあがったのは、私が担当の「デニッシュ」。
四角くカットしたクロワッサン生地に手作りのカスタードクリームをのせて、ブリオッシュ型にイン。
さらに紅玉で作ったリンゴジャムも詰め込みました。
型を使うと手軽にかわいいパンが焼きあがるのでとっても便利ですね。



お昼には持ち寄りの手料理やスイーツが並びました。
私はサラダの担当だったので、人参マリネが主役の生春巻き。
旬のさつまいもがたっぷり食べられるサラダを持参しました。
お芋系のサラダにマヨネーズを入れすぎるのが苦手なので、
(優しいお芋の味がマヨネーズに負けてしまうでしょ)
かぼちゃやさつまいもなど甘めの野菜を使うときには
つなぎの役目で玄米水飴を少し入れるようになりました。
しっとり仕上がり、ほんのりとした甘酸っぱさが野菜の甘みによく合います。



パン作り、とても楽しいです。
「趣味」でありながら、「家事」の名分も成り立ち周囲に歓迎されるのも嬉しいです。
そして、焼きたてパンの香りは家の中を幸福感いっぱいに満たしてくれます。
粉、塩、水、酵母、この4つに、自分の手と心を加えれば、美味しいパンが生まれます。
納得した材料が揃ったら、どう手をかけるか、どんな気持ちを込めるのか。
そこからがパン作りの楽しみです。

不器用だから、難しそうだからと手を出さないのはもったいない。
私のパン教室では、
好きなパンとじっくり向き合い、パン作りに集中していただいています。
洗い物などの後片付けや準備は極力ご遠慮願っています。
それより、作業した内容をメモしてもらう時間、説明や質問の時間を充分とっています。
遠くから集まってくださった生徒さんの大切な時間を無駄にしたくないからです。
水や生地の温度も計りません。
備え持った感覚を使い、生地に触れる回数を重ねて、
体と心で覚えていくことを大事にしてほしいからです。
そして、「1週間以内に、できれば3日以内にもう1度作ってください」、とお話しています。
パン作りが確実に楽しくなってきますから。



どんなにいい「物」を揃えても、「物」は結局道具でしかない。
自分の手で生み出した「モノ」だけが気持ちを満たし、人生を豊かにしてくれる。
私はそう思っています。
パン作りを通して、たくさんの人にパン作りの楽しさを伝えること、
同じ気持ちの仲間を増やすことが、私がパン教室をしている目的です。
このブログでは、手作りの楽しさやわくわくするような可能性を常に提供できたらと思っています。

浅井商店さんからご注文品が届きました。
お気に入りの道具を使って、さらにパン作りを楽しんでくださいね。


最後に。
心と体でパン作りが楽しめるようになってきたら、
もっともっと美味しいパンが作りたくて、きっと夢中になるでしょう。
(実際、興味は尽きることがありませんから。)
まずは、作業を記録して、水や生地の温度を計ったりもするでしょう。
必要だと感じたときに、自分の意思で始めるなら、それらの作業には意味があります。

よい道具にはそれなりの価値がありますが、価値を生み出すのは使う人自身。
生活を自分らしく楽しむために、最も大切な道具は「手」。
心を込めて手をかければ、大きな喜びとなって返ってきます。
それは、自分への自信につながり、生きる喜びにもなり得ます。
そういうことを大切にしていかないと。
強く思います。



2009年11月7日(土)21:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | おでかけ日記 | 管理

今週のパン教室

ここ3日、おうちパン作りが優先順位で負けています。
朝ごはんは、「ごはん」を食べてます。
生地種のベーグル、食べたーい。

地域の行事でシュトーレン屋さんをすることになりました。
来週はいっぱい焼きますよー。


さて、今週のパン教室。
月曜日は午前が「ブルーベリーベーグル」教室、午後が「クロワッサン」教室でした。



大人味のブルーベリーベーグル。
焼き色が強くなりすぎないように途中で温度を少し下げて焼きました。
液体の混ぜ込み、成形の復習、ベーグルの材料について考える内容なので、
他のベーグルメニューを受講している方を対象としています。


クロワッサンは、焼きたてが最高です。
初めてでも、こんなにきれいに焼きあがりましたよ。
お味いかがでしたか?



水曜日は「シュトーレン」。
材料を揃えて、バターを練り込む生地作りが終わったら、あとは分割なしのお手軽成形。
こんなに美味しいのに、こんなに簡単。
ぜひ、おうちで作ってほしいなぁと思います。


金曜日は「フランスパンのカンパーニュ」出張教室に行ってました。
スクープ!? 私の教室なのに、左のパンは機械ごね(ホームベーカリー)ですよ。
いろんな状況があるため、臨機応変に対応させていただいています。
クープはどちらも開かず残念でした。
味はいかがでしたか?
また感想聞かせてくださいねー。



2009年11月6日(金)21:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | パン教室リヒト | 管理

珪藻土塗り

お2人揃ってキャンセルになり、教室お休みでした。

暑くもなく、寒くもなく、空気が乾いたいいお天気。
そんな日は 「珪藻土塗り日和」 と呼びます。



塗り残している、洗面所付近。

DIYや草むしりなどするときは、決まってこの格好。
20歳のころから履いてるGパン。
気に入ってたパーカーは毛玉だらけだけど、まだまだ現役。
丈夫でポケットが便利なカーキのエプロンはペンキが付てそれっぽい。



午後から予定があったので、かなりの急ピッチ。
4時間、作業しっぱなし。
好きだからあっちゅう間ですけど、コテを握っていた右手首がだるい。
でも、できてよかった!

玄関からはじめて3年がかりで、ようやくゴールが見えてきました。



2009年11月5日(木)16:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | てづくり日記 | 管理

浅井商店共同購入

送料無料の1万円になったら注文している、浅井商店さん。
今回の取りまとめは、明日11月5日(木)正午 で締め切ります。

一緒に注文したい商品がある方は、お急ぎくださーい。
メールの時差や送信エラーによるミスを防ぐため、
電話で「注文のメール送りました」とご一報くださると安心です。



2009年11月4日(水)16:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | おしらせ | 管理

みかんベーグル & シュトーレン

ぞくぞく底冷えする寒さ到来。
最低気温は「2℃」でした。
屋根はみぞれでうっすら白く、山にはふわっと雪が下りてきれい。






シクラメンの花が咲いているのを見つけた娘は、大きなスケッチブックを小脇にかかえて、外に出て絵を描き始めました。あまりに冷え込むから、前の晩にキャラクターモノの羽織を出してやったら、嬉しくて。それを着たまま、さながら普段着の絵描きサンです。陽射しがあるとは言えすごく寒いので、ホットミルクと焼き立てのみかんベーグルで暖をとらせました。


ブルーベリーベーグル教室のおしゃべりで、たまたま目に入った「みかん」を見て、
「みかんベーグルもできると思いますよー」と言った手前、早速作りました。
Sサイズのみかん4個、中袋ごとジュースにして仕込水の代わりに。
生地の配合はやや甘めにして、オレンジピールも混ぜ込んで。
爽やかな柑橘系の香りと食べやすさで、思いつきにしては上出来でした。



そして、この冬、初めてのシュトーレン。
試作を兼ねて作りました。
ラム酒漬けフルーツ、どんどん仕込まなくちゃ。



2009年11月3日(火)19:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理


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