おうちパン研究家 岩田 緑 の ブログ
 
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2009年12月19日を表示

今週のパン教室

降っては、降っては、ずんずん積もる。
すんごく積もりました。


クリスマスも直前。
今週も、12名の生徒さんと楽しい時間を過ごすことができました。
月曜日は「ベーコンエピ」教室。
カリッとふっくら焼きあがりましたね。
エピ受講2回目の生徒さんは、さすが上手にできました。
ぜひ、おうちも作ってくださいね。






水曜日は「メロンパン」の出張教室でした。
赤ちゃんをみながら、ママたち上手に作られましたよ。天板の大きさに合わせて、5分割の大きめメロンパン。

カリカリっとしたクッキー生地。
ふわっと食べやすいパン生地。
お味はいかがだったでしょうか。




火曜日と木曜日はシュトーレン教室が続きました。
みなさん、思い思いの分割で作られましたよ。
しっかり焼き込んだシュトーレンに、溶かしバターをぬりますが・・・。
ここで、先月シュトーレンを受講された生徒さんからのご質問を紹介します。
Q:「溶かしバターの最後の方が、白っぽくなるのですが、何でしょう?」

教室中もその謎を考えながら・・・、家族や生徒さんにも聞いてみたり・・・。
そしたら、木曜日の生徒さんが調べてお返事くださいました!
おかげでお勉強ができたので、ここでご説明しまぁす。



A:溶けたバターは、3層に分かれます。
一番下に沈んだ白いものがご質問の部分で、
タンパク質(乳清)や乳糖など水に溶ける成分(脱脂粉乳)の層。
真ん中の黄色く透明な部分が純度が高い乳脂肪の層。
一番上に浮いているのが、軽い気泡などの水に溶けないタンパク質の層。


お菓子作りの本などで見る、『一度溶けたバターは使えません』という一文。
実際こんな風に成分が分離しちゃうってことなんですね。
シュトーレンにしみ込ませるなら、どの部分ってことなく、使っていいように思います。



金曜日は「さつまいも食パン」教室。
お友達から「美味しいよ」って聞いてご予約くださいました。
食パンは少なめのイーストでじっくり発酵させて作ります。
温かい室内でどんどん膨らむパン生地くん。
暗く寒い窓の外ではずんずん雪が降り続きました。
こんなに雪が降って、たいへんな日でしたが、
帰りの車中は焼き立てパンのいい香りでいっぱいだったと思います。
お味、いかがでしたか?


生徒さんからいただくご質問は本当に勉強になります。
いろんな疑問やアイデアに恵まれて、幸せだなぁって思います。
お正月バージョンの「和風シュトーレン」。
作っちゃおうかな。



2009年12月19日(土)09:59 | トラックバック(0) | コメント(1) | パン教室リヒト | 管理


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