おうちパン研究家 岩田 緑 の ブログ
 
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2011年3月16日を表示

フランスパンのカンパーニュ

予報どおりに雪が降っている。
卒業式は間近、来週は修了式なのに、春らしさは感じません。
普段どおり過すしかないのに、テレビをみれば心が重くなります。


かつて、20歳の私は電力会社に入社しました。
総務を1年経験した後、地域広報担当に異動となり、2年間マスコミ対応の仕事をしました。
広報レディーなんて華やかな呼び名もまだ残っていたかもしれません。
新聞、テレビ、ラジオへの広告。
CMを作ったり、広告の内容を決めたり、週1のラジオ番組も持っていました。
電気ひとくちメモというコーナーがあって、私も1分間ほどの内容で出演していました。

支店業務なので本店とタイアップしつつも、先述の業務はかなり任されていたので
入社2年目の私には、華やかで楽しいだけの業務ではありませんでした。
間違いが許されない社外へのプレスリリースは、上司に付いて仕事をしました。
マスコミ各社へのファックス、訪問しての資料配布と説明。
社章を付けた制服のポケットから名刺を出して、記者クラブや新聞各社をまわりました。
地域広報担当のなかには、原子力担当もありました。
同じ部署内だったので、私も勉強しましたし、手伝うこともありました。
だから、テレビをみていると、かつての同僚、上司、職場のみんなの顔を思い出します。
いろんな映像が、複雑な思いが、心を締め付けます。

誰かのせいにしてはいけない。
平和なときは黙認していた社会全体の責任ではないか。
みんな一生懸命やってきた。
けど、見据える先を誤っていたのではないか。
家電ひとつとっても、テレビが3Dって・・・。
親からもらったこの目は、いつだって最高の3D映像を脳に伝えている。
目の前の家族、地域、社会、人と人のつながりをもっと大切にしないと。
波にさらわれていくあの映像。
物質的豊かさは、惨いほどに果敢ないことを思い知らされたと思います。
何回でもやり直しはできる、強く優しく生きていけば。
気持ちの強い優しい人間を育む社会が、本当に必要だと痛感します。



* * * * *




そして、私はパンを焼いています。
少し残して冷凍しておいたかぼちゃを入れた、フランスパンのカンパーニュ。



表面がぽこぽこしてみえるのは、もちきび。
ホットプレートマフィンに入れるのと同じようにして、生地に練りこみました。



かぼちゃともちきび、ダブルの黄色でふわふわのクラム。


レタスとハムとチーズと、人参サラダをサンドして。
かぶのポタージュ、デコポン。


この幸せに、感謝します。

大人はいつも周りの子供の見本とならねば。
しっかりしなくちゃ。

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2011年3月16日(水)11:20 | コメント(2) | おうちパン研究 | 管理


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