バターロール(緑渦巻100%) |
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| 教室の定番の強力粉として使ってきた「コンチェルト」。 国産小麦で安価でおいしく好きな粉。 他の強力粉と比べてボリュームが控えめなので必要に応じて「キタノカオリ」をブレンドていましが、 コンチェルトだけでリッチパンを作るのは向いてないの!? と数日落ち込んでました。
リッチパンの基本にしている「バターロール」は定番のコンチェルトで作るレシピにしています。 基本と言われるわりに、実は成形や発酵の見極めなどハードルが高いパンです。 ただでさえ難しいのに、作業が進むについれて生地がダレてくることがある。 私自身、出来にムラがあり、レシピのせいか、作業手順や発酵が問題か、と悩みました。
レシピはさんざん試作してきたので、今更問題だったとは考えたくない。 自分のパン作りの未熟さが原因かと、作業手順や発酵を探ったけど、納得いく答えは見つからず。 最近、いくつか新しい粉を試していたことから、まさかとは思いつつも、 「コンチェルト」に目を向けてみました。
発酵や加工に耐性があり、よく膨らみ扱いやすい粉。 手持ちの粉のなかで「緑渦巻」がそういうタイプの粉だったので早速バターロールを作りました。 弾力がある生地はだれることもほぼなく、簡単にふっくらバターロールが焼きあがりました。
あまりに身近で頼りすぎていたコンチェルトの弱点。 リッチパンへの関心の低さ。 今後、教室メニューのなかでリッチパンをどう位置づけていくか。 たくさんある強力粉をどんな基準で選んでいくか。 教室をはじめたときの気持ちと、この2年半で得たものを考え合わせて、 今一度、自分が作りたいパンとパン教室について気持ちを整理したいと思っています。
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2008年9月24日(水)21:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理
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