おうちパン研究家 岩田 緑 の ブログ
 
自宅でパン教室してます http://green2005.run.buttobi.net/
 


天然酵母のカンパーニュ

一応、食べれるモノにはなりましたが、全然おいしくなかった。
「門外不出」。
とてもよそ様には出せない代物でした。


どうしてこんなことになったのか。
とっても興味がわいてきて、もう調べたくてウズウズしています。

衝撃の写真、まだまだ続きます。

左上:パンチ後、やっと膨らんできたと思ったら、突然の亀裂。
左中:膨らみは全然足りないのに、指穴は残ったまま。
左下:これが一番悲しかった。分割後に丸めようとしても、異常にベタつき、全く張らない。
張らせるのに必要なものが存在しない感じ。
かなりのショックで、とりあえず冷蔵庫で長めにベンチタイム。



右上:発酵かごに入れたところ。
キャンバス地にライ麦多めにふって、めん棒で生地を伸ばして、端から巻くだけの成形。
右中:ひと晩明けて、少し膨らんだ。
右下:クープを入れる直前。

どうです、この危険な写真。
出来上がったパンについて、知りたいですか?


・ものすごく重い。
・まるで木材をノコギリで切っているような硬いクラスト。
・そのまま食べる気にはならない重たいクラム。
・とげのある酸味、すっぱいパン。

自然な笑顔が生まれない食卓でした。
食事の後半、娘が歯が痛いと言い始めました。
野菜と食べるとドレッシングになると冗談を言う主人。
パン粉にすると隠し味的な旨さになるんじゃない?とも言った。
燃えるごみの日だったので、手付かずのパンも生地種の残りも全部出しちゃった。


* * * * *



18日前の教室の残りのレーズンエキスを使って、同じライ麦1割のカンパーニュを作りました。
エキスはやや酸味が出ていましたが、そのまま使用。
砂糖なしで、バターを少し加えました。
あんなパンの後には、余計ふんわりしたパンが食べたいからね。



1次発酵7h(室温32℃)、2次発酵2h(室温30℃以下)。

このふんわり膨らんだ生地を見て、どれほど安心したか。
エキスは冷蔵庫に入れっぱなしだったのにね。
生地種より本当に簡単で、安心です。



分割して丸める作業も、普段どおり、特別べたつくこともなく、しっとり扱いやすく気持ちいい。布どりのなかで2次発酵して、クープにはバターを入れました。

実家に帰省する日が近づいてきているので、生地種はしばらくお休み。でもって、いろいろ勉強したいと思ってます。




どんな新しい事実に出会えるかと思うと、カーッ、わくわくするー。



2010年8月10日(火)21:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

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