おうちパン研究家 岩田 緑 の ブログ
 
自宅でパン教室してます http://green2005.run.buttobi.net/
 


フランスパン

もっと前に思えるけど、1ヶ月前です。
富山駅の改札口で、主人と娘に見送られ始発のサンダーバードで旅立ちました。
小雨がぱらつく薄暗い朝でした


研修先のブーランジュリーです。
朝7時15分にマドレーヌさんに見送られ、まだ夜の暗い街を歩きました。
メトロに乗り、また歩き、7時45分ごろ到着。
パリのパン屋さんは朝が早く、お店はもう開いています。
お菓子もたくさん並ぶと、店内は彩り豊かで明るい雰囲気でした。



* * * * *



このひと月は、ホットプレートマフィンの試作に明け暮れ
あとは、生徒さんと一緒にデニッシュを作るか、シュトーレンを焼くかでした。
ホットプレートマフィンが完成したので、ひと段落して生地種を起こしました。

でも、なかなか作れる日がなくて、日曜日の午後にやっと捏ねれました。



ところが、焼きあがったパンがおかしい・・・。
見た目から好きじゃないし、クラストが硬すぎます



クラムはふんわりしてて、味もそこそこなんだけど。



2日後、慎重に発酵をすすめながらベーコンエピを作りました。
特に際立った問題もなかったはずなのに・・・



クラストに焼き色が付かない・・・。白エピです。
見た目の奇妙さは前回を上回り、クラストは歯応えありすぎ。
味はそんなに悪くないのですが、全くおもしろくありません。


あやしいのは、酵母液でした。
フランスから戻ると、いちじく酵母液の上にふわふわと白いものが浮いていました。
そこそこ量もあって、まるで雲が浮いているような感じ。
勇気を出してスプーンですくい、なめてみると・・・
酸っぱいけど、腐っているような嫌な味ではないので、ハチミツをあげて様子を見ることに。
浮遊物が少し減って、いつもの酵母液の様子に近くなったので、生地種にしたのです。
徐々に発酵力も付いてきて、いい具合の生地種ができたと思ったのに。

心機一転。
酵母液は1滴残らず処分しました。
数年ぶりに1から作り直してみるのもいいかなと思って。
生地種はイーストのパンに混ぜて使ってしまうつもりです。

フランスへ研修に行ったのに、こんなパンを焼いてしまったこと。
凹むは凹むけど、きっと私への大事な課題なのだと思います。





* * * * * 



そうそう!
「GOPAN」の米パン、食べましたよ。
予約購入されたご近所さんから味見させていただいたのです。

クラムは本当にふわふわです。
お米らしいキラキラっと光るクラムで、ご飯のでんぷんっぽい甘さが後口に残りました。
特徴としては、クラストです。
粉砕したままの米粒がお釜に残っているのか、粒々としたクラストはとても硬い。
クラムがふわふわなだけに、余計にびっくり。
これもGOPANの特徴とメーカーは説明しているようです。

蒸しパンのようなふわふわっとしたクラム。
田んぼをしているお宅なら、小麦とは違った米パンも楽しいと思います。



2010年12月15日(水)11:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理

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