おうちパン研究家 岩田 緑 の ブログ
 
自宅でパン教室してます http://green2005.run.buttobi.net/
 


2011年12月16日を表示

りんご酵母 と ズコット

りんごを剥いていたら、「皮、取って置いてね」とお義母さん。
漬物を仕込むときに入れるからって。
ザルに入れて、天日干し。


また次、りんごを剥いたとき、一応、皮を取って置きました。
ザルに入れてキッチンの窓辺に。
あくる日、また皮を剥き、目の前のザルに気軽に追加投入。(なんだか、ごみ入れ気分・・・)
特に天日干しでもないけど、干からびてきた皮を見ていたら、「これはいけるかも!」と閃きました。
小さめの瓶にびっしり詰めて、水を入れ、蜂蜜1杯。
保温ポットの横に置く。



楽しくて、朝晩と瓶を振っていると、娘には「すす竹の瓶詰め」に見えて気になるらしかった。

だいたい1週間経ったかな、ようやく発泡しました。
しゅわしゅわっとりんごの香りのなかに、アルコールっぽさや特異な臭いも入り混じる。
そっと底を見ると、少し澱もあったので、これはパンが焼けるかも。
それなら新しいエサをあげなくちゃ。
酵母培養の仕事を終えた干した皮は全て取り出し、隣の新鮮なりんごの皮を入れました。



新しい皮はとてもきれいで、酵母菌たちも喜んでいるみたい。
嬉しくなって、実の蜜のところも少しあげました。



秋の地域行事に「柿の皮むき競争」があります。
お母さんたちの包丁さばきに勝てるはずもなく、毎年惨敗・・・。
次こそ入賞と意気込んで、夏の終わりからりんごで自主練習を開始。
ずーっと「四つに切る」→「芯を取る」→「皮を剥く」だったのに
「皮を剥く」→「半分に切る」→「両軸を取る」→「八つに切る」→「中芯を取る」の習慣に変わりました。
そうして剥いた長い皮は、立派な作品? 材料? 新素材?
水で洗っても、干しておけば、また酵母菌が住み着いて
漬物に入れれば発酵と香味に一役買い、水に入れて待てば酵母液ができる。
これで、パンが焼ければ言うことなし。


さぁ、楽しみ♪


皮むき競争、今年は柿じゃなくてりんごでした。
結果は・・・、初入賞「2位」! 記録は「162cm」! 達成感!




* * * * *




シュトーレンを作ると、卵白が余る。
この時期、我が家には冷凍卵白がとてもたくさんたまります。
少し前に、ホワイトチョコを入れたシフォンケーキを焼きました。
先週は、チョコなしで17cmと20cmのシフォン型2つそれぞれ少なめに生地を入れて焼きました。



3段に切り分けて、ズコットのマスカルポーネクリームをサンド。
大きい方は町内の集まりで、みなさんに。
小さい方は切り分けて冷凍しました。

さきほど、こっそりと解凍。

雪が舞う花の金曜、今日のおやつにしよう。



2011年12月16日(金)11:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | おうちパン研究 | 管理


(1/1ページ)